神経症

神経症とは、原因が器官の障害によるものではない精神疾患を言い、躁鬱病や統合失調症などよりは軽症であると考えられています。昔は、ノイローゼとも言われ、精神病と同じであると考えられた時期もありますが、神経症は主に心理的原因による行き過ぎた症状として、精神病とは区別されています。精神疾患の原因が明らかにされていく中で、神経症という病名が使用される機会も少なくなってきたようです。


神経症には、心理的原因の他に遺伝的原因が重視され、遺伝の中でも遺伝的性格に注目されています。内向的、完全主義、潔癖症、過敏などといった性格があげられます。また、本来喜ばしい、真面目、粘り強い、真剣、努力家といった性格が、極端に偏ってしまうことで神経症を引き起こしてしまうケースも少なくありません。こういった性格に環境的要因も加わり、神経症を引き起こしてしまうのでしょう。


神経症を大きく5つに分類してみました。

・恐怖症(社会不安障害)

・不安神経症(その他不安障害)

・抑うつ神経症

・強迫神経症(強迫性障害)

・ヒステリー性神経症


神経症の治療方法には、薬物療法と精神療法があります。薬物療法では抗不安剤や抗うつ薬が用いられます。精神療法には、認知行動療法、森田療法、支持的精神療法などがあります。薬物療法と併用して行われますが、主治医を信頼し、安心して治療を続けることが重要でしょう。

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