認知行動療法
対人恐怖症の根底には、ものごとを否定的に考えてしまうと言う考え方のパターンが考えられます。そこで、ものごとに対する肯定的なイメージトレーニングを行うことで、否定的な考えを改善し、対人恐怖症を改善していくことができれば、明るく、自身を持って暮らしていけるでしょう。
対人恐怖症の克服方法として、薬物療法と併用して、認知行動療法が用いられます。認知行動療法では、ものごとの捉え方を見直し、恐怖に対する対処方法を身に付けることができます。認知行動療法をいくつか紹介しましょう。
・社会技能訓練...社会技能訓練では、人と接する方法を訓練します。そうすることで、人と接するときの緊張感を和らげることができ、徐々に自信も生まれてくるでしょう。まず、「人との会話は楽しい」「友人は素晴らしい」などと自分に言い聞かせ、自分が人と楽しく過ごしている光景を思い浮かべるイメージトレーニングを行います。そして、リラックスした姿勢、友好的な表情、相手の顔を見る、相手の名前を呼ぶなどといったボディランゲージの練習を行います。
・暴露療法...不安や恐怖の対象である状況や場所に敢えておくことで、不安や恐怖を乗り越えるという方法です。付き添い人と一緒に始めたり、不安や恐怖の度合いが低いものから始めたりし、徐々に慣れていくと良いでしょう。短期決戦・荒療治型と言われています。専門家の指示に従いましょう。