単一恐怖

対人恐怖症の3つに分類される症状に「広場恐怖」「社会恐怖」「単一恐怖」があります。ここでは、単一恐怖について解説します。単一恐怖とは、特定のものに対する恐怖を感じる症状を言い、原因がはっきりしているケースが多いのが単一恐怖の特徴です。

単一恐怖の対象は、電話であったり、アイスピックであったり、異性であったり、水であったりと、人によって様々です。この世に存在する全てのものが単一恐怖の対象となり得るのです。何か、そのものにまつわる嫌な体験をしたことをきっかけに、そのものに対する単一恐怖を引き起こしてしまうわけです。

はっきり理由がわかっているのですから、何とかなりそうなものですが、そうはいきません。頭では、そのものに対する恐怖に意味がないことはわかっているのですが、決してそのものに対する恐怖を拭い去ることはできません。


単一恐怖の場合、恐怖の対象が限られているので、日常生活に支障を来たすことはあまりありませんが、日常生活における必需品に対して単一恐怖の症状が表れると深刻です。また、更なるきっかけで症状を重くし、対人恐怖症へと発展する可能性もありますので、心配な方は専門家に相談すると良いでしょう。日常生活で使わなくても困らないものであれば、できるだけ、そのものが目に触れないようにするだけで良いと思われます。

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