人格障害

人格とは、遺伝的要素を含む気質と、環境などの影響を受ける性格を合わせて言い、通常は社会の常識に当てはまるものとされています。しかし、その人の持っている人格が、常識からはずれてしまい、社会生活に支障を来たしてしまう症状を人格障害と言い、長期間にわたって苦痛を伴うことになります。


精神医学が整い始めたのは19世紀中ごろですが、この頃精神病とされていた精神分裂症やうつ病、てんかん、痴呆などと、健常者の間を人格障害者とする考えが持たれていたようです。現在では、シュナイダーの「病気とは無縁で、正常からの逸脱」という精神病質的な考えが採用されているようです。


人格障害は大きく3つに分類されます。

・クラスターA...遺伝的に精神分裂病気質を持っており、奇妙で風変わりという傾向があります。ストレスによる影響は殆どありませんが、対人関係にストレスを感じることは多いようです。分裂病質人格障害、分裂病型人格障害、妄想性人格障害があります。

・クラスターB...感情的で激しい、劇的な印象を受けます。ストレスによる影響は大きいとされています。演技性人格障害、自己愛性人格障害、反社会性人格障害、境界性人格障害があります。

・クラスターC...不安や恐怖を強く感じる人格障害です。人の視線や自分に対する評価がストレスとなり引き起こされる傾向にあります。回避性人格障害、強迫性人格障害、依存性人格障害があります。

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