ふるえ恐怖症
ふるえ恐怖症とは、何かをしようとするとき、緊張のあまり手が震えてできなくなってしまうと言う症状です。直接対人に関わる恐怖症ではありませんが、殆どの場合、人前で何かするときに手の震えが止まらなくなり、結局できなくなってしまうということから、対人恐怖症の一つに考えられています。
例えば、医師や看護婦が患者さんに注射をするとき震えたり、バイオリニストが人前で演奏する際に手が震えたり、人前でサインをする際に手が震えたり...といった症状です。緊張しているとき、手が震えてしまうのは、人間として当たり前のことのようですが、過剰過ぎると結局できなくなってしまうことがあるようです。
ふるえ恐怖症で原因と考えられるのは、やはり人の視線ではないでしょうか。見られている、失敗をしたら恥ずかしい、失敗は許されないといった感情が手の震えを引き起こしているのです。もし、一度失敗してしまうと、その失敗経験が残ってしまい、同じ経験をするたびに更に手の震えを引き起こしてしまうのでしょう。
職業柄、人前で何かをするような機会が多いような人は、人の目を気にしない、失敗を恐れない気持ちを育てていくことが重要ではないでしょうか。そして、失敗も貴重な経験であることを心から認識することができれば良いのでしょう。