対人恐怖症の原因
対人恐怖症には、原因のはっきりするケースと、原因のはっきりしないケースの2通りがあります。
原因のはっきりするケースは、何か特定の物事や経験がきっかけとなり、強い恐怖を覚えてしまうというパターンが多いようです。例えば、大勢の人前での失敗経験であったりというように、原因となる特定の物事や経験は、決して良いものではありません。
同じ失敗経験をしても、対人恐怖症になる人と、そうでない人に分かれます。それは、その人が持って生まれた性格や、育った環境によるもと考えられています。生まれつき怖がり、神経が繊細、小さなことにこだわり易いなどといった性格の人は、特定の物事や経験で対人恐怖症になり易いと言えるでしょう。また、否定的に物事を捉えてしまう傾向のある人も対人恐怖症になり易いと考えられています。
「どうせ無理」→「自分はダメなんだ」→「怖い」と言った考え方のパターンが、対人に限らずあらゆる物事に対して恐怖症になってしまう可能性があるのです。
原因のはっきりしないケースも、その人が持って生まれた性格や、育った環境が少なからず影響していることは間違いないでしょう。
いずれのケースにしても、医学的な見解からはっきりと解明されたわけではなく、研究に期待がかかる分野でもあるようです。